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コラム

2017/04/23  UMAJiN.net/データ部「重賞攻略データ」

【重賞完全攻略データ】天皇賞・春(GI)を徹底分析!

現代はマイルから2000mが中心のスピード競馬が主流。それゆえ古馬のステイヤーが自分の能力をフルに発揮できる舞台は、この天皇賞・春しかない。また、日本の悲願である凱旋門賞制覇のためにはスピードだけでなく、フランスのタフな馬場をこなせるだけの無尽蔵のスタミナが必要。そういった意味で、凱旋門賞に参戦しようと考えている陣営にとっても重要な一戦である。ただ、過去にはオルフェーヴル、ゴールドシップ、キズナといった超一流馬ですら、芝3200mという特殊な距離設定ゆえ人気を裏切ることも多々あり、なかなか難解なGIだ。ここでは、過去10年の結果をもとに馬券のポイントを探っていく。

いつものように、人気面から見ていこう。

■単勝人気別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・1人気【0.0.1.9】
 勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・2人気【5.1.1.3】
 勝50.0%/連60.0%/複70.0%
・3人気【1.4.1.4】
 勝10.0%/連50.0%/複60.0%
・4人気【1.2.1.6】
 勝10.0%/連30.0%/複40.0%
・5人気【0.0.2.8】
 勝0.0%/連0.0%/複20.0%
・6人気【0.0.1.9】
 勝0.0%/連0.0%/複10.0%
・7人気【1.1.0.8】
 勝10.0%/連20.0%/複20.0%
・8人気【0.0.0.10】
 勝0.0%/連0.0%/複33.3%
・9人気【0.0.0.9】
 勝0.0%/連0.0%/複0.0%
・10人気以下【2.2.3.76】
 勝2.4%/連4.8%/複8.4%

なんといっても1人気の成績だろう。これだけ1人気が馬券に絡んでいないGIも珍しい。1997?2006年の1人気は【4.1.2.3】だっただけに、近10年の不振は深刻だ。あっても3着までで、相手に入れる程度でいい。逆に好調なのが2人気と3人気。とくに2人気の成績は素晴らしく、ここ2年連続で優勝、近5年で3勝と最近も絶好調だ。軸にするなら、2人気だろう。3人気も悪くなく、勝率こそ劣るが、連対率と複勝率は2人気とほぼ互角。近5年も2着3回、3着1回と好調だ。3連複や3連単なら2人気との2頭軸もアリ。他人気では4人気と7人気がまずまずの成績で、買い目には入れておきたい。人気薄では2ケタ人気の好走が目立っており、過去10年で7回、最近も3年連続で馬券に絡んでいる。フルゲート18頭立てで行われることがほとんどなのだが、さすがに17人気や18人気の好走は一度もない。3連単で買うなら、2人気と3人気の2頭軸マルチ、相手は1、4、7、10?16人気(60点)がオススメ。

次にステップ面。

■前走別成績
※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・日経賞【3.4.2.43】
 勝5.8%/連13.5%/複17.3%
・大阪杯【3.3.2.10】
 勝16.7%/連33.3%/複44.4%
・阪神大賞典【3.1.4.47】
 勝5.5%/連7.3%/複14.5%
・京都記念【1.1.0.3】
 勝20.0%/連40.0%/複40.0%
・ダイヤモンドS【0.1.0.8】
 勝0.0%/連11.1%/複11.1%
・ドバイWC【0.0.1.1】
 勝0.0%/連0.0%/複50.0%
※日程や条件が大きく変わったレースは省略。

日経賞、大阪杯、阪神大賞典が中心というのは相変わらず。ただし、大阪杯に関しては今年からGIに昇格したので、過去の傾向が通用するかは不明だ。昨年までは天皇賞・春の前哨戦、もしくはその年の始動戦という位置付けだっただけに、一流馬たちの仕上げは前哨戦仕様だった。だが、今年は違う。GIになったことで、大阪杯に出走する馬たちの仕上げは100%近くになるはず。また、好走馬が天皇賞・春をスキップし、そのまま宝塚記念に直行する馬もいるだろう。それらがどう影響するかは今年の結果を見ないとわからない。あくまでも参考程度にしてほしいが、好走条件は3着以内だ。

そして、3着以内の数でいえば、日経賞組が一番。が、ここ2年は馬券に絡めていないのが気になるところ。昨年も日経賞で1、2着だったゴールドアクターとサウンズオブアースが本番で12着、15着に敗れている。2014年以前は毎年のように好走馬が出ていたので、ついつい中心視しがちだが、過去10年全体の結果をうのみにすると痛い目に遭う。好走の目安は2着以内だが、相手筆頭までだろう。安定感では、阪神大賞典組。ここ2年で2頭ずつ好走馬が出ているし、過去10年全体の成績もいい。中心視するならこの組だろう。着順不問で注目しておきたい。あとは京都記念組、ダイヤモンドS組まで押さえておけば十分。前者は2着以内、後者は1着が好走条件となる。

さらにステップについて、前年秋の菊花賞と有馬記念に注目してみた。菊花賞は3歳限定GIながら「京都の長距離戦」という舞台、有馬記念は秋の古馬混合GIの最長距離レース。天皇賞・春と連動性があるか検証してみた。

■3着以内馬の前年菊花賞/有馬記念成績
[2007年]
・メイショウサムソン(牡4)
 菊花賞4着/有馬記念5着
・エリモエクスパイア(牡4)
 出走資格なし/未出走
・トウカイトリック(牡5)
 出走資格なし/未出走

[2008年]
・アドマイヤジュピタ(牡5)
 出走資格なし/未出走
・メイショウサムソン(牡5)
 出走資格なし/有馬記念8着
・アサクサキングス(牡4)
 菊花賞1着/未出走

[2009年]
・マイネルキッツ(牡6)
 出走資格なし/未出走
・アルナスライン(牡5)
 出走資格なし/有馬記念6着
・ドリームジャーニー(牡5)
 出走資格なし/有馬記念4着

[2010年]
・ジャガーメイル(牡6)
 出走資格なし/未出走
・マイネルキッツ(牡7)
 出走資格なし/有馬記念4着
・メイショウドンタク(牡4)
 未出走/未出走

[2011年]
・ヒルノダムール(牡4)
 菊花賞7着/未出走
・エイシンフラッシュ(牡4)
 未出走/有馬記念7着
・ナムラクレセント(牡6)
 出走資格なし/未出走

[2012年]
・ビートブラック(牡5)
 出走資格なし/未出走
・トーセンジョーダン(牡6)
 出走資格なし/有馬記念5着
・ウインバリアシオン(牡4)
 菊花賞2着/未出走

[2013年]
・フェノーメノ(牡4)
 未出走/未出走
・トーセンラー(牡5)
 出走資格なし/未出走
・レッドカドー(セ7)
 出走資格なし/未出走

[2014年]
・フェノーメノ(牡5)
 出走資格なし/未出走
・ウインバリアシオン(牡6)
 出走資格なし/有馬記念2着
・ホッコーブレーヴ(牡6)
 出走資格なし/未出走

[2015年]
・ゴールドシップ(牡6)
 出走資格なし/有馬記念3着
・フェイムゲーム(牡5)
 出走資格なし/未出走
・カレンミロティック(セ7)
 出走資格なし/未出走

[2016年]
・キタサンブラック(牡4)
 菊花賞1着/有馬記念3着
・カレンミロティック(セ8)
 出走資格なし/未出走
・シュヴァルグラン(牡4)
 未出走/未出走

まず4歳馬だが、過去10年で天皇賞・春で3着以内だったのは9頭。そのうち5頭が前年の菊花賞、3頭が前年の有馬記念に出走していた。やはり、菊花賞連対馬は天皇賞・春でも好走しやすいようで、最低着順だったのが2010年菊花賞に出走したヒルノダムールの7着。ヒルノにしても勝ち馬から0秒4差と大負けしていない。有馬記念に出走した3頭は、さすがにそこで連対した馬はいなかった。とはいえ、2頭は掲示板に載っていて、最低着順だったのは2010年有馬記念に出走したエイシンフラッシュの7着。エイシンにしても勝ち馬から0秒4差だっただけに、ヒルノダムールと同じく大負けしていなかった。つまり、4歳馬で前年の菊花賞、有馬記念で善戦した馬は本番で好走しやすいと考えてよさそうだ。

ちなみに、前年の菊花賞と有馬記念の両方に出走した4歳馬は好走する可能性がより高くなる。5歳以上の馬は、過去10年の3着以内馬19頭中、7頭が前年の有馬記念に出走していた。その7頭中5頭は掲示板に載っていたが、有馬記念を優勝した馬はいない。つまり、2500mでも短かった馬が天皇賞・春で好走しているといったところか。いずれにしても4歳馬しかり、5歳以上馬しかり、未出走馬が多いので、馬券ポイントの中心にはならない。取捨に迷った時に参考にするといいだろう。

最後に脚質面。

■脚質別成績

※勝=勝率/連=連対率/複=複勝率
・逃げ【2.0.0.10】
 勝16.7%/連16.7%/複16.7%
・先行【3.6.5.22】
 勝8.3%/連25.0%/複38.9%
・差し【4.4.5.64】
 勝5.2%/連10.4%/複16.9%
・追込【1.0.0.47】
 勝2.1%/連2.1%/複2.1%

昨年こそキタサンブラックが逃げ切ったが、逃げ馬が有利というわけではない。追込馬も2015年のゴールドシップが優勝しているが、同馬は道中後方にいたものの、向上面から動いて3コーナーではもう3番手にいただけに、純粋な追い込みではなかった。基本的には先行・差しがよく、極端な脚質の馬は狙いにくい。

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