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蔵書1.3万冊
建築家の安藤忠雄氏が設計・建築し遠野市に寄贈した「こども本の森遠野」(同市中央通り)が25日、オープンした。壁一面に並んだ木製の本棚に囲まれ、木のぬくもりを感じられるのが特徴だ。蔵書は約1万3000冊に上る。「遠野物語」で知られる民話の里に、本と親しめる新たな施設が完成した。【安藤いく子】
この日、施設前で開かれたセレモニーでは、遠野市と沿岸部の小学生21人が「夢と希望」を発表。小説家やイラストレーターなど将来の夢を掲げ、「たくさんの本と出合い、自分の世界を広げ、夢や希望をたくさんかなえていきたい」と力強く語った。安藤氏はメッセージを寄せ、「読書を通じて得られる知識や体験はスマートフォンで得る情報とは比べものにならないくらいの価値がある」とした上で、「遠野には私たちの多くが忘れてし…
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