日本ボクシング連盟は15日、選手への助成金の不正流用や暴力団との交際を認めて会長を辞任した山根明氏(78)が兼任していた関西連盟と奈良県連盟について、いずれも役員、会員を辞任すると発表した。

 日本連盟によると、山根氏は吉森専務理事と15日午前10時から大阪市内で約1時間面談。日本連盟の会長と理事を辞任すると報告した時から、ボクシング連盟への関与を全て辞める意向を持っており、自身ではその旨を伝えていたと考えていたが、この日改めて具体的に伝えたという。