ビケンテクノの22年4〜12月期、純利益6.2%増 通期予想据え置き
ビケンテクノが13日発表した2022年4〜12月期の連結決算で、純利益は前年同期比6.2%増の11億4300万円となった。2023年3月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比4.1%減の13億円を見込む。
ビケンテクノは不動産管理・清掃会社として発足し、ビルメンテナンスが主力に成長し、近年はビル運営・経営に関わるプロパティマネジメント等を拡大。ビルメンテナンス事業では、コロナ禍が続いているとはいえウイズコロナの経済活動が定着化しつつあり、物流施設関連のメンテナンス業務の受注増、顧客の事業形態の変化による事務所移転・集約に伴う原状回復工事等の受注増、コロナ禍における除菌作業等の受注増、後ろ倒しになっていた業務の取込等により、前年同期と比較して売上高、セグメント利益が増加した。
4〜12月期の売上高は前年同期比6.6%増の256億3700万円、営業利益は同20.8%増の15億3600万円、経常利益は同12.3%増の17億7200万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で76.8%と過去5年の平均(85.8%)を下回る。
2023年3月期の売上高は前期比9.9%増の345億円、営業利益は同41.5%増の20億円、経常利益は同4.4%増の21億円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。
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