総合格闘家の萩原京平(27)が、平本蓮(24)との再戦に前向きな姿勢を示した。24日、「RIZIN.41」(4月1日、丸善インテックアリーナ大阪)に向けて、ともに出場する宇佐美正パトリック(22)と、都内の「Battle BOX」で合同公開練習。萩原は20年の大みそかに勝利した平本について「お互いが(これからの試合に)勝っていって、再戦ってなったら盛り上がる。もう1回、ボコボコにしたる」と笑顔を見せた。

一方で「ライバルとは認めてない。いい意味でも悪い意味でも刺激をもらってる存在」と言い、自身が敗れた弥益ドミネーター聡志に完勝した平本に対して「今までの負けを一気に払拭して上がっていることは、シンプルにジェラシーを抱いている」とうなずいた。

平本は「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、斉藤裕と対戦する。萩原は「次の斉藤戦も勝ってもらって、ぶくぶく太って、一番おいしいところ頂く」と再びリングの上で笑うつもりだ。

自身は、昨年3月に弥益ドミネーター聡志、5月にクレベル・コイケ、9月に鈴木千裕に、3連敗。再起をかけて、今回はカイル・アグォンとマッチアップする。「見返したるって感じですね。ファンの反応じゃないけど、変わってきている。勝って、内容を見せたら、手のひら返すと分かっている、黙って見とけって感じですね」と自信をのぞかせた。