豊川市出身で名古屋音大・クラリネット奏者の石場絢子さん/観衆を魅了
2024/03/13
初のリサイタルの主役を務めた石場さん㊥と小島さん㊨、佐藤さん(小坂井文化会館で)
豊川市出身で名古屋音楽大学に在学するクラリネット奏者、石場絢子さんのコンサートが、小坂井文化会館フロイデンホールで開かれ、詰めかけた188人の観衆を魅了した。
同大学の佐藤綸花さんがバイオリン奏者、小島美嘉子さんがピアノ奏者を務める中、石場さんはドビュッシー作曲の「クラリネットとピアノのための第一狂詩曲」やショーソン作曲の「アンダンテとアレグロ」など5曲を演奏した。アンコールでは、明和高校の先輩で音楽家、星野日愛さんの楽曲を奏でた。
市が主催し、3日にあった。地元の若いアーティストを紹介、応援するコンサートでもあり、石場さんは人生初のリサイタルに「すべての曲に私の持つ音楽性を詰め込むことができた。石場ワールド全開なコンサートだったのではないでしょうか」と振り返り、佐藤さん、小島さんとの三重奏にも「さらにアンサンブルが好きになった」と実感していた。