那須雪崩7年、再発防止策
県教委「安全管理、働かず」
栃木県那須町で2017年、登山講習中の高校山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故から7年となった27日、県教育委員会は、事故の反省と再発防止の取り組みをまとめた文書を発表した。県教委の体制が整備されておらず、チェック機能が働いていなかったことなどが発生要因だったとし「心より深くおわび申し上げる」と記した。
県教委によると一部遺族が起こした訴訟で、県などに約2億9千万円の賠償を命じた宇都宮地裁判決が23...
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