末永祐輝(35=山口)は初日9R5着だが、2日目以降に巻き返せそうな気配が漂っている、

駆る32号機は近況、部品交換も多く、このところは誰が乗っても、渋いコメントしか出てこない複勝率26・7%の低調機だった。ところが、末永に言わせると、その前評判と今節は違うらしい。

「ペラは朝から自分の形にたたき変えました。今のところバランス型の形でいってますけど別に悪いところがない。劣勢ではないですよ。スタートもしやすいですし、今のところは欠点がない。もちろん、もっと出てほしいところはありますが。とにかく回転だけはうまく合わせたい。それなりに感じはいいと思います」。自分の調整に徹して、バランス型で悪くない足に仕上げてきたのだ。

初日は5着止まりだったが「今は着順は悪いですが、展開的なところもありますよ。1周1Mはだいぶ待ってから差したから。でも、スタート展示から、しっかり前に追いついていたんで、前評判を思えば…」。2日目は1&10Rの2回乗り。エンジン複勝率の低さと初日の着順で人気を落としているようなら、平和島2日目の末永絡み舟券は絶好の狙い目だ。