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メタリカは現地時間3月20日にワシントンD.C.で行われた2024年のガーシュウィン賞授賞式でエルトン・ジョンをカヴァーしている。

エルトン・ジョンとソングライターのパートナーであるバーニー・トーピンはビリー・ポーターが司会を務めた授賞式でガーシュウィン賞を受賞している。

授賞式に先立ってメタリカは「非常に特別なイベント」で「パフォーマンスする招待を受けて、ものすごく興奮していますし、誇りに思います」と述べており、エルトン・ジョンとバーニー・トーピンについては「伝説的なソングライティング・チーム」と評している。

メタリカは授賞式のオープニングで1973年発表のダブル・アルバム『黄昏のレンガ路』に収録されている“Funeral For A Friend/Love Lies Bleeding”を披露している。

アニー・レノックスは1970年発表の『エルトン・ジョン』から“Border Song”をカヴァーし、ジョニ・ミッチェルとブランディ・カーライルは“I’m Still Standing”を披露している。

ゲイブリエルズのジェイコブ・ラスクは“Bennie And The Jets”をカヴァーしており、チャーリー・プースは『ビッグ・ピクチャー』より“Something About The Way You Look Tonight”を披露している。

エルトン・ジョンは名曲“Your Song”をライヴで披露して、授賞式を締めくくっている。

招待のみで開催された授賞式の模様はアメリカのPBSで4月8日に放送される予定となっている。

メタリカは授賞式への参加について次のように語っている。「エルトン・ジョンとバーニー・トーピンは56年もの間コラボレーションを続けており、生涯で最も記憶に残る、影響力のある曲を一緒に作ってきました」

「この栄誉を彼らと共に祝えることが楽しみですし、並外れた曲のコレクションからユニークなパフォーマンスが繰り広げられる素晴らしい夜を楽しみにしています」

2021年、エルトン・ジョンはメタリカの“Nothing Else Matters”を「これまで書かれた最高の曲の一つ」と評しており、この発言にジェイムズ・ヘットフィールドは感極まっている。

エルトン・ジョンは『ザ・メタリカ・ブラックリスト』でマイリー・サイラスが“Nothing Else Matters”をカヴァーしたのにも参加している。このヴァージョンにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、チェリストのヨーヨー・マ、メタリカのロバート・トゥルヒーヨも参加している。

一方、エルトン・ジョンについてはブランディ・カーライルとのニュー・アルバムを完成させたと報じられている。昨年11月、エルトン・ジョンはバーニー・トーピンと共にアルバムを完成させていたことが明らかになっていた。

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