映画『ハロルド・フライ のまさかの旅立ち』余命僅かな元同僚をきっかけに始まる“800km”の旅

写真拡大

映画『ハロルド・フライ のまさかの旅立ち』が、2024年6月7日(金)より公開される。

余命僅かな元同僚の知らせから始まる“まさかの旅立ち”

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』は、世界36ヵ国で刊行され、英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位になった小説『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』を原作とした物語。定年退職して平凡な生活を送る主人公、ハロルド・フライが、かつての同僚・クイーニーの余命を知ったことをきっかけに、目的地まで800kmの“まさかの旅”へと踏み出す様子を描いている。

ジム・ブロードベント主演

主人公のハロルド・フライを演じるのは、映画『アイリス』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞したジム・ブロードベント。『ハリー・ポッター』シリーズや『パディントン』シリーズ出演のほか、2022年の映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』では主演を務めている。

また、夫の行動によって自身も変化していく妻のモーリーン役は、人気テレビシリーズで映画化もされた『ダウントン・アビー』で広く知られるペネロープ・ウィルトン、余命わずかのクイーニー役は、映画『めぐりあう時間たち』や『キンキーブーツ』に出演したリンダ・バセットが務める。

映画『ハロルド・フライ のまさかの旅立ち』あらすじ

定年退職し、妻のモーリーンと平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日北の果てから思いがけない手紙が届く。差出人はかつてビール工場で一緒に働いていたクイーニーで、彼女は延命措置を目的としない治療施設、ホスピスに入院しており、余命幾ばくもないという。ハロルドは返事を出そうと家を出るが、途中で心を変える。ハロルドにはクイーニーにどうしても会って伝えたい“ある想い”があったのだ。ホスピスに電話をかけたハロルドは「私が歩く限りは、生き続けてくれ」と伝言し、手ぶらのまま歩き始める。歩き続けることで、余命わずかなクイーニーの命を救う願いをかけるハロルド。目的地までは800キロ。彼の無謀な試みはやがて大きな話題となり、イギリス中に応援される縦断の旅になるが…。

【作品詳細】

映画『ハロルド・フライ のまさかの旅立ち』
公開日:2024年6月7日(金)
監督:へティ・マクドナルド
脚本・原作:レイチェル・ジョイス『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(亀井よし子 訳/講談社文庫)
出演:ジム・ブロードベント、ペネロープ・ウィルトン、リンダ・バセット
原題:The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry


【写真付きで読む】映画『ハロルド・フライ のまさかの旅立ち』余命僅かな元同僚をきっかけに始まる“800km”の旅

外部サイト