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モンティ・パイソンみたいなおばさんはホントにいる

モンティ・パイソンがネトフリで観れると言うのが、SNSで少し話題になってる。

モンティ・パイソンは、DVDBOXを持ってるくらい好き。
なんせ、昔のバージョンの日本語吹き替えがめちゃくちゃに面白い。

あの時代の吹き替えで面白いと言えば、錚々たるメンバーが本編のセリフを無視して勝手に喋りまくることで有名な「Mr.BOO!」だけど、モンティ・パイソンも同じノリで”日本語吹き替えが面白すぎて本編を超えている”と言われている。

吹き替えのメンバーは、山田康雄さん、納谷悟朗さん、近石真介さん、広川太一郎さん、飯塚昭三さん、青野武さん、古川登志夫さん。

大スターしかいない。

このメンバーで寄ってたかって面白をやられたら、そりゃ面白いに決まってる。
それが証拠に、このメンバーの吹き替えが面白いとイギリスで話題になって、日本語吹き替えをまたそのまま英語に翻訳し直したのが英語圏で流通したらしい。

本編英語→日本語に吹き替え→それをまた英語に翻訳
という流れ。

Mr.BOOの時は「画面上は誰も喋ってないのに、吹き替えがめちゃくちゃ喋ってる」みたいな場面が沢山あって、当時見てた人が本編の字幕版を見たら記憶と全然違うし全然面白くなかったという話も聞いた。

モンティ・パイソンはそこまででは無いが、明らかに「この場面、吹き替えが面白いだけちゃうんか」という箇所もある。
でも基本的に元からちゃんと面白いし、英語が分からないと理解できないネタも多い。
有名なスパムスパムスパムとかね。

あと、私は何より美術を担当してるテリー・ギリアムが好き。
モンティ・パイソンにテリー・ギリアムがいなかったら、印象がかなり変わったと思う。

テリーは途中からコントに参加するんだけど、完全に顔が怖い。
今も怖いけど、モンティ・パイソンの頃のテリーは怖さのベクトルが違う。
当時の人はどう思ったんだろう、テリー・ギリアム。
子供とか、笑いにくいレベルで怖いと思うけど。

昔、ネットでドリフの8時か何かで、いかりや長介さんが「面白いやつが居るんだよ」て言って、当時付き人をしてらした すわしんじさんて方を舞台に上げてる映像を見たことがあるんだけど、その時のすわさんは、テリー・ギリアムと同じインパクトがあった。
面白いんだけど、それ以上に「才能がある人特有の鋭さ」と「まだ画面に出慣れてない人の感じ」が合わさって、毒っけが強すぎて怖い。

私はずっと「テリー・ギリアムとすわしんじが初めて画面に出てきた時、当時の子供たちはどう思ったんだろう」てのが気になってる。

そして、2024年になった今もイギリスにはモンティ・パイソンみたいなおばさんが普通にいることに驚く。
ああいう服を揃えられる服屋が、イギリスに行けば今もあるのだろうか。
だとしたら、だいぶ行きたいけども。

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