7/15(土)札幌vs新潟戦「深井一希選手×堀米悠斗選手」特別対談

北海道コンサドーレ札幌
チーム・協会

7/15(土)J1リーグ第21節札幌vs新潟戦(13:00/札幌厚別)「深井一希選手×堀米悠斗選手」特別対談企画

~~お互いにオンラインミーティングに入って~~
堀米:久しぶり。
深井:ゴメス、めちゃくちゃ貴重だからね。俺、基本出ないからね、こういうの。
堀米:格好つけるな。
深井:それだけは言っておくからね。
堀米:出ろ出ろ、もっと。「神様は信じない」みたいな、そんな名言残さなくていいからさ。
深井:あれだけ切り取ったらめちゃくちゃ気持ち悪い人みたいになっている。
堀米:あれ、送ってよ。映像。(放送※は)そっち(北海道)だけでしょ。みんな見たがっているのよ、うちの前十字組が。
深井:そうなの?

※HBC北海道放送で2023年6月18日14:00から放送された『選手生命を超えて 独占密着 北海道コンサドーレ札幌背番号8深井一希』。現在はJリーグ公式YouTubeチャンネルで公開中

オンライン対談する深井選手と堀米選手 【©2023 CONSADOLE】

司会:
本日のご協力、ありがとうございます。
この対談の趣旨を説明させてください。メディアさんの企画などではなく、Jリーグクラブ同士の取り組みで、ゆかりのある選手同士などで対談してもらい、それを両クラブで情報発信して、お互いのサポーターの皆さんに読んでもらえたらと考えています。今回はこの企画の一発目となります。2人の対話・会話を、クラブ公式ページやSNSなどで情報発信していきます。よろしくお願いいたします。

---2017年から札幌と新潟に離れて、6シーズン半が経ちました。その間の交流はどのようなものでしたか?
堀米:去年は会ってないよね・・・?会った!永坂の結婚式か。
深井:ああ、それだ。
堀米:一希の結婚式は俺、家族みんなでコロナになっていけなかったので。
深井:わざとだな?たぶん。
堀米:いや、行きたかったんだけどね。
深井:あとは、なんだっけ?あれだ、ハワイで会ったんじゃなかったっけ?
堀米:ハワイで会ったな。ハワイ、でも結構前じゃない?
深井:それ以外、会ってなくない?会ったっけ?
堀米:(オフに札幌で)サッカーしようって言っても、お前、渋滞で来れないとかさ。
深井:ははは、雪がひどいからね。札幌はあの時期。
堀米:意外と会わないね、オフも。

---ハワイは?オフのプライベート旅行で?
堀米:そうですね。
深井:(ハワイは)あれ、俺が結婚する前だから、4年前かな?
堀米:意外と会ってないね。

---6シーズン半、お互をどのように見ていましたか?
堀米:(札幌の)試合は見ていますよ、やっぱり。J1で13時キックオフが札幌だけとかが多かったので、見やすい時間にやっているので。一番印象に残っているのはルヴァンの決勝。あれで一希が決めて、これ、行ったな(優勝)って思った。
深井:(ルヴァンカップ決勝は)思い出深いね。僕も見てますよ、新潟は。ゴメスもそうだし、ほかの移籍した選手も。その中でもゴメスはキャプテンやって、中心となって新潟で試合に出ているから、見ていました。
堀米:ケガしても『どうせ戻ってくるだろうな』、って。一希の場合は前十字切っても、全然余裕で戻ってくるだろうなって思っていた。もちろんきついだろうけど、強いので心配していなかった。
深井:(結婚や子供の誕生など)何かあったらすぐ連絡していて、ケガしたときもゴメスから連絡が来たり。やっぱり昔から一緒にやっている選手だから、頑張ってってずっと思っていた。札幌がJ1に上がって、ゴメスが落ちちゃって、そこから札幌は右肩上がりに来ているところだったので、複雑かなと思ってみていたけど。今年の新潟のサッカーの素晴らしさは見ていてもわかるし、ゴメスもそこの中心で継続してやってきていたので、率直に嬉しい。

---小学生から一緒だった2人。子供のころを思い出してみると?
堀米:やっぱり、育成時代はずっと楽しかった。小学校時代は一希がキャプテンだったので、『よくそれでやってたな』って。(笑)今でもたまにキャプテンやっているのか、一希?
深井:まあ、そういうことになりますね。(笑)
堀米:いつかな、一番楽しかったのは、、、意外と中学生のころかもしれない、俺は。名塚さん(当時札幌U-15監督)の時。
深井:まあ、ずっとレベルが高かったからね。今考えれば。
堀米:うん。
(全日本U-15ユース選手権で準優勝など)

中学生時代の深井選手と堀米選手 【©2009 CONSADOLE】

前列、左から2人目の25番が深井選手。右端の23番が堀米選手 【©2008 CONSADOLE】

堀米:中学の時は自分がキャプテン。楽しかったのは、サッカーもそうだけど、普段から家に行ったり泊まったりもあった。高校はちょっと離れていたというか、僕は(荒野)拓馬君と一緒にいることが多くなったけど。小学校は普段も遊んで、中学校は代表とかでも一緒だったので、常に近くにいたな。
深井:みんな、けんかも多かったけど仲が良くて、プライベートと練習があまり分かれていないというか、練習が終わってもみんなで遊んでいたのを覚えている。ゴメスとは代表に一緒に行ったり。ゴメスと(神田)夢実が小さい時から代表に入ったりして、自分たちを代表してそういうところに行っていたので、そのおかげで僕たちの代のレベルもすごい上がった。それになんとかついていこうって、みんなが頑張っていたのがあるので、すごい引っ張ってくれていたな。

高校時代の深井選手と堀米選手 【©2012 CONSADOLE】

---2017年は深井選手のケガ。今季の対戦は堀米選手がケガで不在でした。7/15の対戦に向けて
堀米:やっぱり特別ですよ、札幌戦は。自分にとって。前期は自分がケガをして出られなかったし。でも札幌でやる試合の方が感情的なものは高ぶると思う。特に厚別というのは自分にとっては本当に幼稚園の頃から親に連れて行ってもらっていた競技場なので、うん、すごく感慨深い。厚別でしか歌わない歌があるじゃないですか。そういうのを聞きながらプレーしたいのもありますし、6年J2で戦って成長した姿とか、もがきながらまたJ1の舞台で札幌とやるところまで戻ってきたというところを見せたいと思います。
深井:楽しみですけど、試合になったらやっぱりチームが勝つことだけを考えているので、特にそういう、特別な感情というのは僕は誰に対しても持たない。でもゴメスの方がかなりやりづらいんじゃない。とてつもないブーイングをされて、、、心配だな。大丈夫かな?っていうくらいですね。
堀米:ははは!

---堀米選手はご存知ではないと思いますが、2024年、2025年は厚別の改修工事で試合ができません
堀米:知っていますよ。もちろんです。ノノさん(野々村チェアマン)狙ったのかなと思うくらい。ここだけきれいに厚別だったので。
深井:いや、結構、ノノさんは狙っているぞ。そういうの。
堀米:嬉しいね。(チームメートの)みんなはドームでやりたがっていたけど、僕はやっぱり厚別の特別さを知っているので。(堀米選手は厚別育ち、厚別高校OB)

---最後の質問の前に、鈴木智樹強化部スタッフから堀米選手へメッセージをもらってきました。お伝えします。
堀米:ははは!はい。
鈴木智樹談
つらい時期や、自分のイメージとは違った時期もあったかもしれないし、アカデミーのときも、くすぶっていた時もあったと思う。それでもいつもサッカーに真摯に取り組んでいた姿を見ていました。それが今につながっていると思います。トップに上がるかどうかの時も、一生懸命に練習していたのを覚えています。アカデミーの先輩に西大伍選手がいるけど、大伍もすごい努力家。実はゴメスと大伍の姿を重ねていて見ています。大伍のように長くサッカーを続けて欲しいと思っています。

堀米:嬉しいです。大伍君と重ねてくれるなんて嬉しいですね。めちゃめちゃ大伍君のプレーを参考にしていますよ。大伍君の影響で2017年の札幌ドームに行く前に坊主にしたり。
深井:? そこを真似しているの?髪を真似しているの?
堀米:あの時(2017年)、大伍君が鹿島で試合に来た時にご飯に行って、「次、札幌なんですよ」って言ったら「じゃあお前、坊主にして行け」って言われて。
深井:ははは。
堀米:まじすか?って言って、2017年に坊主にして札幌ドームに行ったんですよ。それくらい尊敬している大先輩。
深井:うまいよ今も。めちゃくちゃ。
堀米:いや、うまいでしょ。それは!
深井:うん、かなりうまい。

深井選手と堀米選手 【©2023 CONSADOLE】

---最後の質問です。これまでのプロ生活で喜びや苦労、悔しさもあったと思います。この少し先に、2人のピークがあると思っています。お互いにそれぞれの少し先を展望してもらえますか?

堀米:一希は、とにかくケガなく、楽しくサッカーやって欲しいな。ほかの人が人生でケガする何倍も、すでにリハビリを味わっているので。ここからは本当にケガなく、そこだけですね。あと、やっぱり一希の存在自体がいろんな人に勇気や希望を与えていると思うので。日本代表とか、チームとしての優勝とか、そういう目標もそうですけど、とにかく長く健康にやって欲しいな。一希より先にはやめられないですね、俺は。
深井:なかなかやめないぞ、たぶん俺は。
堀米:うん、そう思うけど!
深井:まあ、ゴメスはたぶんこのまま新潟の中心としてやっていくんだろうなとは思うけど、個人的にはもう一回、一緒にやりたいな、というのはやっぱり思う。あとはどういう状況でも、お互いに楽しんで、高いレベルで長くできれば。僕たちの後輩、札幌アカデミーの子たちがすごく見てくれていると思うので、そういう子たちに良い影響を与えられるんじゃないかなと思います。お互いにまだまだ長く頑張りたいなと思います。

堀米:今日はありがとう。
深井:ありがとう。
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