フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年02月10日 |
---|---|
規格品番 |
0302953BC |
レーベル |
|
SKU |
885470029535 |
<マスタリング詳細>
マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
※ タワーレコード限定販売。輸入盤仕様。ステレオ録音
※ 世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※ 日本初発売(6,7)、世界初CD化(7)
※ 2023年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※ 本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※ SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※ CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ ジュエルケース仕様
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※ 日本語帯付(帯裏面に平林 直哉氏の解説付)。解説書独文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
2023年5月14日(日)日経日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介されました
「真面目すぎる東独の名演 妙な迫力とひたむきさ」 鈴木淳史氏評
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ケーゲルが指揮をした小品の知られざる名曲集を、初出時のオリジナル形態でSACDハイブリッド盤として最新復刻。これまで一部の曲は国内盤CDではケーゲルの「名曲アルバム2」や他の指揮者との編集盤で数曲がバラバラで収録されていました。元々かなり独特な選曲がされた名曲集であり恐らく、日本でのLP販売時はこのままの選曲では販売上厳しいとの判断から、その後曲が散逸してしまったと思われます。今回、オリジナルの曲順・収録曲で1枚のアルバムとして最新復刻を行いました。尚、今回7曲目の「ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ」は初CD化(初DISC化)となります。
曲のセレクトは当時の旧東独レーベルらしく、うち4曲は合唱も含めた規模の大きいものであり、全て全力投球の演奏となっているのがケーゲルらしいと言えます。選曲意図は不思議で、タイトルは「ご希望のメロディ」(もしくは「あなたのお好みのメロディ」と訳す場合もあり)としましたが、単なる美しい名曲ばかりではなく、派手め曲や突然「アンネン・ポルカ」が入るなど、かなり興味深いラインナップとなっています。また、クラシックの指揮者が収録することが少ないアディンセルの「ワルソー・コンチェルト」も含まれている点はユニークでしょう。そして、何と言っても2曲目のこの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の演奏は絶品として知られており、この曲単独でもケーゲルの真価がわかると言っても過言ではありません。ケーゲルによるモーツァルトの声楽・宗教曲は定評があり、晩年にもPHILIPSレーベルと収録を進めていました(7曲の「ミサ曲集」を2020年にユニバーサルとの復刻CDでタワー企画盤として発売(PROC2311)あり)。名曲集の中に合唱を含めた曲を入れるのも合唱の手腕に長けたケーゲルらしいと言えます。小品でも手を抜かないケーゲルらしさは、オリジナルの収録順で味わうことによりさらに倍化されて聴き手に迫ってきます。1曲毎に込めるケーゲルと旧東独の制作陣による意気込みは凄まじく、楽に名曲を流して聴くといった範疇をもはや超えた演奏であることは確かで、このような名曲集は他に存在しないと言って良いでしょう。その中でもエネルギーの放出ばかりでなく、細かな点にも拘ったケーゲルの巧みさも感じられるのはファンならずとも嬉しい点です。今回の本国のオリジナル・アナログマスターテープからの最新復刻により、音質面でも万全の"作品"としてお届けします。
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構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. エミール・フォン・レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲.
2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 ニ長調 K.618
3. クリストフ・ヴィリバルト・グルック:
歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~精霊の踊り(編曲:フェリックス・モットル)
4. アレクサンドル・ボロディン:
歌劇「イーゴリ公」~だったん人の踊り(ロシア語による合唱付き)
5. ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」~合唱「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」
6. リチャード・アディンセル:ワルソー・コンチェルト
7. ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ
8. フェリックス・メンデルスゾーン:歌の翼に(編曲:ゲオルク・トレクスラー)
9. アラム・ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」~ワルツとギャロップ
【演奏】
ジークフリート・シュテッキヒト(ピアノ) (6)
ハンス・オット(オルガン) (2)
ライプツィヒ放送合唱団(ホルスト・ノイマン指揮) (2,4,5,8)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
【録音】
1969年1月17日&5月13日, Lukaskirche Dresden
【Original Recordings】
Musikregie:Heinz Wegner
Toneregie: Eberhard Richter
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
【First LP Release】
ETERNA 8 25 646
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1.[SACDハイブリッド]
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国内盤では各曲が散逸して様々なコンピ盤で泣き別れとなっていた1969年収録の全9曲からなるケーゲルによる「名曲集」が、LP初出以来初めてオリジナルの形態で復刻された。選曲は当時の旧東独の音楽観も感じさせるもので、うち4曲は合唱入りという力の入れ様が凄い。ケーゲルの指揮はどの曲にも実直で決して手を抜かない真面目仕様のため、聴いていると思わず正座しそうになるのは本来のアルバムのコンセプトから外れる気もするが致し方あるまい。それにしても今回の高音質化の効果は大きく、細部までくっきりと聴き取れるのはありがたい。ケーゲルの偉大さを感じた次第。《アンネン・ポルカ》は初CD化。
intoxicate (C)北村晋タワーレコード (vol.162(2023年2月20日発行号)掲載)
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