伊勢茶使ったスパークリング飲料、三重県仲介で誕生
茶の生産国内3位の三重県が仲介し、県内で生産された茶のスパークリング飲料が売り出された。県内の製茶、飲料、流通、レストラン4社が協力して生み出した飲料で、商品名は「Terasu」(てらす)。伊勢茶を使うスパークリング飲料は初という。同県は「新型コロナウイルス禍で酒類が出せない飲食店を応援したい思いも込めている」(フードイノベーション課)としている。
発売元は食品卸の伊勢商人(伊勢市)で、飲料メーカーの鈴木鉱泉(桑名市)が製造し、川原製茶(多気町)が原料を提供した。レストランのミュゼボンヴィヴァン(津市)が監修した。フルーティーな風味とすっきりした飲み口で、さまざまな料理に合うという。1瓶(330ミリ入り)の希望小売価格は700円。当面は伊勢市や松阪市など県内4カ所のレストランなどで提供する。
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