小林愛実

12年の経験、音に深み 福岡で12日リサイタル

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 <日曜カルチャー>

 山口県宇部市出身のピアニスト、小林愛実(あいみ)のリサイタルが12日、福岡市中央区天神の福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)である。ロマン派を代表するショパンとシューマンの曲で構成。「生の音の響きを体験してほしい。音楽を身近に感じてもらえたらうれしい」と話す。

 小4だった2005年、全日本学生音楽コンクール小学校の部で1位。15年のショパン国際ピアノコンクールに出場し、日本人として10年ぶりのファイナリスト(45カ国445人中10人)に残った。現在は米国を拠点に活動している。

 福岡シンフォニーホールのステージに立つのは07年のデビューリサイタル以来、12年ぶり。「まだ若く、勉強を積んで音楽の幅を広げる時期」と現状をとらえつつ、「演奏には経験が表れる。私も12年生きてきたので、当時(07年)よりも音に深みが出ているとは思います」。

この記事は有料記事です。

残り286文字(全文667文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月