■ 川越氷川神社 (かわごえひかわじんじゃ)
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創建は1460年前に遡る古墳時代で大宮氷川神社より分祀。
「お氷川様」と親しまれる。江戸時代には徳川の重臣が川越城主となり、
総鎮守として尊崇された。
素盞嗚尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)の
夫婦神とその6代孫の大己貴命(おおなむちのみこと)、奇稲田姫命の両親である
手摩乳命(てなづちのみこと)・脚摩乳命(あしなづちのみこと)の5柱が祭神。
その昔、素盞鳴尊が出雲の地に降り立つと、脚摩乳命(あしなずちのみこと)と
手摩乳命(てなづちのみこと)の夫妻が泣いていました。
訳を聞くと八岐大蛇(やまたのおろち)という恐ろしい大蛇に
自分たちの娘を差し出さねばならず、8人いた娘も一人きりになってしまったとのこと。
そこで素盞鳴尊は大蛇を退治するため、最後の娘・奇稲田姫命を
櫛に変え自分の頭に隠し、大量の酒だるを用意しました。
案の定、現れるなり酒を飲み酔い潰れてしまった八岐大蛇。
すかさず素盞鳴尊は大蛇の首をはね、みごと退治します。
その後ふたりはめでたく結ばれ、夫婦の神さまになったのです。
ちなみに脚摩乳命と手摩乳命の名は足や手をなで
子どもを思いやる心をあらわしたご神名だそう。
これらのエピソードにより、“お氷川さま”は、昔から縁結びや家庭円満の
ご利益があるといわれています。
毎月2回の縁起のよい末広がりの8日と、第4土曜日の
“八の時刻(午前8時8分)”に合わせて
「みなさまに良いご縁が授かりますように」とのことで
良縁祈願祭が行われます。
最近では東北や沖縄などの遠方からも参列されるとか。
朝7時50分までに集まると、拝殿にてご祈願をしていただけ、
授与品として縁結び玉、絵馬、お札、「縁結守」などが授与されます。
ちなみにこちらは予約不要。人数制限もありません。
「縁結び玉」だけじゃものたりないという方は、
参列されてみてはいかがでしょうか。
さらに詳しくは・・・ 川越氷川神社(かわごえひかわじんじゃ)を見て下さい。
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