群馬・高崎 クラシックいちご 収穫とモーツァルト楽しむ ストレスなく育成? /東京
毎日新聞
2020/3/26 地方版
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群馬県高崎市で、モーツァルトを聴きながら、イチゴ狩りができる変わったハウスがある。「クラシックいちご」と呼ぶらしい。ハウスを管理する会社「ファームクラブ」本部長の神宮翼さん(31)に案内してもらった。【南迫弘理】
ハウスは8棟、約1・7ヘクタールの栽培面積があり、約50トンのイチゴが栽培されている。「クラシックいちご」として2009年に栽培を始め、直売所でも売っている。ただ、通常のイチゴと比べてサイズや味に変化があるわけではないが、神宮さんは「クラシックを聴くことで人間と同じようにストレスなく育っているのでは」と笑う。
栽培環境にも気を配る。ハウスの室温は15度以下にならないよう調整し、天候に合わせて与える水も調整する。ハウス栽培では病気や害虫で苗が全滅することもあるので、農薬などを使って気を配る。
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